オリビアを聴きながら

乳腺外科の受診日だったので、
乳がん関係の話を。

先月、乳がんで、
オリビア・ニュートン・ジョンが亡くなった。

家族のコメントによると、闘病30年。

尾崎亜美の
「オリビアを聴きながら」のオリビアが、
彼女だったのを知ったのは、

訃報のニュースのなかでだ。

名前だけは見聞きしたことがあったけど、

ヒット曲のあった、
若いころのことはまったく知らなくて、

10年ちょっと前のgleeに出演してたのを見て、
この人かー、と思ったくらい。

そのあと、
乳がんの再発がニュースになって、
同病者だったことを知った。

彼女が乳がんになったのは、
私と同じ40代前半。

それから10年くらいで最初の再発。
骨転移。

ニュースになったのは、
二度目か、三度目の再発だったらしい。

再発の治療しながら20年。
本当にお疲れさまでした。

最初の再発まで10年くらい、
ってことは、

抗エストロゲン剤とかの治療が10年だから、
ちょうどその治療が終わったくらいってことかな。

ホルモン療法10年は、
再発を先延ばしにしてるにすぎないのかも、
って、先生が言ってたのを思い出した。

そうだとしたら、
その10年は貴重な10年。

薬飲みながらで、
調子悪い・・・って言いつつも、

好きなことするなら今のうちだよ、っていう、
10年なんだろう。

そんなこと、
最初に誰も教えてくれないけど。

まぁ、
解釈は、人それぞれだけど。

さて、
今日の乳腺外科の受診は、

数年ぶりに、
執刀してもらった部長先生だった。

いつもは、
処置室に机とパソコン持ってきたような部屋で、
研修医かな？って先生と一期一会な外来だったので、

部長先生の診察室から呼ばれたときには、
何かの間違いでは？と二度三度見返した。

でも特に特筆すべき事項もなく、
カルテに「変わりなし」と書き込んで、
いつもの処方箋を受け取って、3分で終了。

なんだか、もったいなかった。