悼む
国葬、当日くらいは、
静かに悼んで欲しいと思ってたけど、
会場の外では、大勢が押しかけて、
大声をあげてるそうだ。
でも、花を手向ける人の列は、
もっともっと長く、数キロになって、
悼むために、長い時間、待っていた。
ちゃんと悼もうと思ってる人が、
たくさんいてよかった。
今日は、悼むための日だ。
いろんなことがあったし、
すべてのことが正しかったわけじゃない。
それでも、
こんな亡くなり方は間違ってるし、
人生をかけて、
尽力した人であったことは確かな事実だ。
悼むことを拒否して騒ぐ人たちがが、
今夜、ゾンビに襲われる夢を見ますように、と、
ささやかな祈りをささげる。
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