« 十三夜 | トップページ | お寿司とシャインマスカット »

泡沫人

0b1869d4940744719a81fd9389307355

泡沫とは、
水面に浮かぶ泡のこと。

うたかた、と読む。

方丈記の冒頭に、
「よどみに浮ぶうたかたは
 かつ消えかつ結びて
 久しくとゞまりたるためしなし」
とある。


泡沫人とは、
儚く消えていく人のこと。

水面の泡を、
人の命になぞらえたのだろう。

多くは愛人や妻を指すそうで、
男性目線だ。

愛人や妻を儚くさせたのは、
きっとその男なのに。


泡沫人とタイトルをつけた短編を、
夏の初めに書いて、

短編小説の公募に出しておいた。

最近、結果が発表になって、
もう一歩の作品、という評価が付けられていた。

もう一歩なのだから、
まぁ、ダメだってことなんだけど、

それでもそんな評価が、
もうちょっとがんばってみれば?と背中を押す。


評価、ってだいじね。


|

« 十三夜 | トップページ | お寿司とシャインマスカット »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事