【映画】SHE SAID その名を暴け

ハリウッドのプロデューサー、
ハーヴェイ・ワインスタインの性暴力事件。

本当にひどい事件だったので、
彼の顔、忘れられない。

そんな事件告発の内幕を見てきた。

ニューヨークタイムスの女性記者たちが、
被害者や関係者の説得しながら、
事件を露わにしていく。

女性記者たちには、それぞれ家庭があって、
女の子のママだった。

産後うつになったりもしてたけど、
仕事に打ち込むことで自分を取り戻してた。

その名を暴け、という副題は、
原作本の日本語版タイトルに由来するのだろうけど、

ちょっと違うよねー。
大切なのは、SHE SAIDの部分。

SHE SAIDによって明らかになる、
ハーヴェイ・ワインスタインの手口が異常。

妻や子に誓って変なことはしない、
とか言って、安心させようとするんだよ。

妻や子を利用するな。

そういえば、若い頃、

夫の浮気は、
妻が夫を満足させられないのが原因だ、
なんて本気で言ってた人がいたのを思い出した。

男性の発言ではない。
妻でもある、女性の発言だ。

妻は排泄の道具じゃない。
妻は夫に買われたんですか？

妻は、女は、にも言い換えられる。

ハーヴェイ・ワインスタインにとって、
すべての女は排泄の道具だった。

調べてみたら、
彼のプロデュース作品を、
たくさんみてることが判明。

いいと思ってた映画の裏側に、
異常な性的圧力があったと思うと、

情けないやら、
悲しいやら、怒りやら。

感動を返してほしい。