« 今年もガーデンベアちゃん | トップページ | きのうのチーズケーキ »

戦争の夢を見た

20230416-203057

係留中の船に乗っている。

客船ではない。
窓の外に灰色の砲台が見える。

港はイタリアのどこからしい。
大きな港町っぽい。


ミサイルが飛んできた。
爆音と振動。

破裂した何かの残骸が窓に飛んでくる。
血と肉、生きていたものの何か。

窓の外に見える砲台からも打ち返す。
飛び交うミサイルが見える。

荷物をまとめるように言われた。

小さい黒いスーツケースと、
大きな青い布バッグを持っていた。

スーツケースが船の揺れで転がらないように、
手すりみたいなパイプに固定する。

船内に教皇フランシスコの姿を見つけた。
声をかける余裕はない。

船が動き出して、
左右に大きく揺れた。

どこへ行くのかわからない。

ほかに選択肢がない、
ということだけはわかってる。


-----


これ、
今月の初めころにメモしてあった。

夢を見たことも、
メモしてあったことも、すっかり忘れてたんだけど、

昨日の夜、ふと見つけて、
読み返してみたら、

シーンの記憶がちょっと、
岸田総理の襲撃事件とかぶってた。

生々しい戦争の夢を見たのは、
久しぶりだった。


きのう、こんな歌を聴いた。

「悲しいニュースが また一つ街に流れ
 そして人は憎み合い 心探り合う
 憧れ両手に 抱えた君はやがて
 崩れた夢に立ちつくす自分を見るだろう」

10代のころ大好きで、
よく聴いていた歌だ。

きのうは、
これ書いた人のお誕生日だったんだけどね。

1983年の曲。
有名なヒット曲のB面だった。


聴きながら、

世の中は、
ちっとも変わってないんだなー、

って思ったんだ。

っていうか、
きっとそれが世の常なのだ。


今、不安定で特別なことが
起こってしまっているような気がしても、

それは常であって、
繰り返されてきたことだ。

戦争も、パンデミックも、
政治不信も、事件も、事故も。


歌は、こうつづく。

「あヽ 夜のしじまを裂く
 君の泣き声 聞こえる
 すり切れた夢は 捨て去ってしまえ」

「涙をふいて 立ち上がるのさ
 時代を創れ ラジカル・ティーンエイジャー
 感じるままに 叫んでみろよ
 時代を走れ ラジカル・ティーンエイジャー
 All right now!」


10代へ向けて、
もっと過激に行動を起こせと煽ってた。

心のなかのティーンエイジャーは、
元気にしていますか?


引用:ALFEE ラジカルティーンエイジャー


|

« 今年もガーデンベアちゃん | トップページ | きのうのチーズケーキ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事