経験による立体化
昨日はチャールズ国王の戴冠式。
歴史的なワンシーン、
パレードや儀式の中継を、
BBCのYouTubeライブで見ていた。
エリザベス女王の、
葬儀の中継の時にも思ったんだけど、
遠い外国のできごとを、
映像や写真で見ているときに、
ウエストミンスター寺院も、
バッキンガム宮殿も、
衛兵も、騎馬隊も、
遠い昔のことだけど、
行ったことがあり、見たことがあるから、
街の空気感とか、サイズ感とか、
立体的に想像できる。
経験は、
物事を平面から立体化する力があるんだなー。
その場所を知っていることは、強い。
経験が財産、っていうのは、
こういう実感から気がつく。
行ったこと、見たことが、
血肉になっているかどうか。
若い時にすべき、そういう経験が、
まったく足りていなかった。
歳を重ねてからあちこち行ったって、
消費になっちゃうんだよね。
ちなみに、
ロンドンの写真に写っていた自分は、
ソバージュのボブで、化粧が濃かった。
時代とはいえ、ひくわ。
ちなみにちなみに、
ウエストミンスター寺院で覚えていることは、
左側の2つめか3つめの墓所で、
相性の悪い霊に憑かれて、具合が悪くなったこと。
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