祇園祭の京都まとめ
大船鉾の通り。
昨年は前祭の宵山、
日和神楽、山鉾巡行、神幸祭を見たので、
ぜひ今年は後祭を、と思って行ってみた。
行って、とてもとてもよかった。
役行者山と山伏さん。
前祭に比べて、
後祭は山鉾の数が少ないので、
あれこれ調べたことの知識も定着するし、
すべてをしっかり見られた感じがする。
自分のキャパ的に、
これくらいがちょうどいいかも。
宵山御囃子。
確かに前祭の、
長刀鉾とか函谷鉾とか月鉾とか、
四条通にどーんと並んだ姿には圧倒されるけど、
そのぶん、人も多いし、
食べ物の屋台がたくさん出て、
ごちゃごちゃしてるのがちょっとつらかった。
南観音山あばれ観音。
四条駅から徒歩1分のホテルに泊まってたので、
夜中まで楽しめたのもよかった。
ちなみに一昨年の年末に泊まった、
ザロイヤルパークホテル京都四条。
山鉾町を歩いて、
疲れたらホテルに戻って休んで、
また出かけて、を繰り返してた。
前回、ツインのシングルユースで、
ガッツリかなしばりにあったので、
今回は、デラックスダブルにしたら、
大丈夫だった。ぐっすり眠れた。
あばれ観音、すごかったな。
昼間、お参りさせてもらった素敵な観音さま、
ぐるぐる巻きにして、お神輿に縛りつけて、
町内を走る、なんとも大胆な行事。
23時過ぎてたのに、
めちゃめちゃ盛りあがった。
昨年の前祭の山鉾巡行は有料観覧席で見たんだけど、
これがなかなかつらかった。
炎天下で、長時間。
暑いのはもちろん、座り疲れ。
持病の股関節にとても悪かった。
祇園祭って体力勝負じゃん・・・と思った。
後祭の山鉾の数なら、
立ったまま見ててもそれほどの時間でないし、
あちこち移動しながら見る楽しみもあった。
還幸祭は、
ホテルの前の大政所で、
中御座、東御座、西御座を見て、
本当は22時くらいから、
八坂神社へ行こうと思ってたんだけど、
仕事があったし、
疲れちゃったしで、やめておいた。
下鴨神社の申餅。
チェックアウトして、
京都駅のロッカーに荷物を入れて、
東福寺へ行った。
なんか、いつもこの流れで、
東福寺に行ってるような。
今回の目的は光明院の畳アート。
当たり前の壊して芸術にする、
次のものに変化させる。
そのあと、京阪で出町柳まで行って、
下鴨神社へ。
みたらし祭の足つけ神事、
そういうお祭りがあることは知ってたけど、
祇園祭の後祭と時期が重なっていたとは。
みたらし川の水は、
頭までキーンとしそうなくらい冷たくて。
水が生き物みたいだった。
神泉苑。
なんだかちょっと不思議な感覚があった。
下鴨神社のあと、
京都御苑まで歩いて、
中立売休憩所でお昼を食べて、
さらに晴明神社まで歩いた。
初めて行った。
陰陽師、安倍晴明の邸宅跡。
それにしても、
古来の京都の人たちは、ひたすらに、
見えないものに対して恐れを抱いてる。
お祭りの多くが、疫病退散だし、
荒ぶる霊を鎮めることに必死だ。
晴明神社のあと、
まだ時間があったので、
どこへ行こうか迷って、
とりあえず、来たバスに乗った。
バスに乗ってすぐ思い出したのが、
神泉苑だった。
祇園祭の発祥は、八坂神社から神泉苑へ、
66の矛を立ててお神輿を送ったことにあるそうだ。
最後になって、
今回はやっと京都タワーを見た。
ずっといい天気でよかった。
いや、よすぎたけど。
暑すぎだけど。
京都タワーを眺めながら、
桃いっぱいのかき氷で、体をキンキンに冷やした。
今年だけでもう4回目の京都。
なんでこんなに、
京都にばかり来てるんだろう、
って考えてたんだけど、
知的好奇心を満たしてくれる、
非日常があるから、だろうな。
それがあれば、
別に京都じゃなくてもいいのかも。
でも、すっかり行き慣れちゃったから、
きっとまた京都へ行く。
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