いちばんすきな花
大きな事件が起きるわけでなく、
愛だの恋だのを騒ぎ立てることもなく、
淡々とした日常。
もちろん、
人の数だけ、背景があって、
それぞれに大変なこともあって、
でも、しっかり咀嚼して、
飲み込んで。
時には吐き出して。
当たり前だと思っていた、
ものの見方を疑ってみる、とか。
決めつけた視点で、
その人を評価しない、とか。
偶然出会った4人が、
偶然ひとりの人とつながってたとか、
ご都合主義的な要素もあったけど、
そんなのどうでもいいくらい、
純文学だった。
二人組、
イヤだったなー。
絶対にあぶれちゃう。
ともだち付き合いは、
たいてい三人組で、
二人組に義理で入れてもらった、
三人目だった。
そんなことを思い出した。
人間なんて、
そもそもひとりなのに、
なんで無理に
組み合わせようとするんだろね。
まぁ、
ドラマの中では、二人組をディスりつつ、
結局は二人組だらけになってたけどね。
子どもの頃から、
集団の中の「ひとり」を肯定していれば、
いじめや仲間はずれなんて起こらないだろうな。
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