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【映画】哀れなるものたち

2

ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞。

ゴールデングローブ賞は、
ミュージカル・コメディ部門の作品賞と主演女優賞。

オスカーノミネーションは、11部門で、
作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、
脚色賞、撮影賞、編集賞、作曲賞、美術賞、
衣裳デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞。

R18+なのに、
上映館数300シアター以上。
1月19日(金)に先行上映もやってた。

なかなか見かけない、
バケモノクラスの作品。

とりあえずみておきたくなる。


3

原作小説があるらしい。

胎児の脳を移植されたベラが、
体は大人のままで、成長して行く。

モンスターによって生み出された、
実験のためのモンスター。


特徴的な色彩と音楽。

モノクロ部分も含めて美しいし、
描かれている世界は音ひとつで、
大きく変わって見える。


前評判通りのエログロで、
残虐描写もセックスシーンも多め。

でもそれは、
人間の暴力的な本質と快楽と、

それを覆うようにベラが身につける、
精神の描写でもある。

その成長の過程が見事だった。


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