四旬節
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見てもらおうとして、
人の前で善行をしないように注意しなさい。
さもないと、あなたがたの天の父のもとで
報いをいただけないことになる。
だから、あなたは施しをするときには、
偽善者たちが人からほめられようと
会堂や街角でするように、
自分の前でラッパを吹き鳴らしてはならない。
はっきりあなたがたに言っておく。
彼らは既に報いを受けている。
施しをするときは、
右の手のすることを左の手に知らせてはならない。
あなたの施しを人目につかせないためである。
そうすれば、隠れたことを見ておられる父が、
あなたに報いてくださる。
祈るときにも、
あなたがたは偽善者のようであってはならない。
偽善者たちは、人に見てもらおうと、
会堂や大通りの角に立って祈りたがる。
はっきり言っておく。彼らは既に報いを受けている。
だから、あなたが祈るときは、
奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、
隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。
そうすれば、隠れたことを見ておられる
あなたの父が報いてくださる。
断食するときには、
あなたがたは偽善者のように沈んだ顔つきをしてはならない。
偽善者は、断食しているのを人に見てもらおうと、
顔を見苦しくする。 はっきり言っておく。
彼らは既に報いを受けている。
あなたは、断食するとき、
頭に油をつけ、顔を洗いなさい。
それは、あなたの断食が人に気づかれず、
隠れたところにおられるあなたの父に見ていただくためである。
そうすれば、隠れたことを見ておられる
あなたの父が報いてくださる。
福音朗読
マタイによる福音書6章1~6、16~18節
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