帯状疱疹
始まりは、先週の初めのころ。
背中の痛みと軽い吐き気で、
明け方に目が覚めた。
寝てる間には、何度も目が覚めるので、
いつものことではあるけれど、
背中の痛みが、右側の肩甲骨付近で、
今までにない場所だったから、
心臓疾患とかだったら嫌だなぁと思いつつ、
ぬるタイプのロキソニンをベタベタ塗って、
とりあえず寝た。
そんな日が何日か続いてるうちに、
今度は、右脇から右胸のあたりの、
皮膚感覚が鈍くなっているというか、
痺れてるような感じになってるのに気づいた。
左側は乳がん手術と治療の後遺症で、
二の腕から胸まで神経が死んでるから、
皮膚感覚が鈍いんだけど、それと似た感じ。
触ってるけど触ってる?みたいな。
何これ、怖いわー、
何科で見てもらったらいいんだろう、
って思っているうちに、
金曜日、右胸に赤い発疹が10個くらい出た。
背中の痛い場所のちょうど反対側。
かぶれたのかな、ダニとかかな、
って、あれこれ考えて、かゆみ止め塗って。
日中も背中痛いし、
軽い吐き気もあるし、
でも、がんの薬の副作用で、
そんなのしょっちゅうだから、
体調不良の見分けがつきにくくて、
いつものように、やり過ごしつつ、
がんばれ自律神経〜って思ってたけど、
もしかして?
って急に、帯状疱疹のことが思い浮かんだ。
帯状疱疹は、
子どもの頃にかかった水疱瘡のウイルスが、
体の中に潜伏し続け、
大人になってから、
免疫力の低下やストレスや疲労により活性化し、
体の横方向に帯状に、
神経を攻撃する病気、らしい。
なんと迷惑な。
50歳を過ぎると、罹患する人が増加するから、
ワクチン接種がおすすめされている。
発疹以外の症状がたくさんあって、
調べているうちに、
背中の痛みも、皮膚の痺れも、発疹のタイミングも、
その場所が、帯状につながっているところも、
ドンピシャだった。
かかりつけの内科が、
土日も診療してるので診てもらって、はいビンゴ。
発疹が悪化したり、
顔や頭部に出たら脳神経なので、入院治療が必要だけど、
とりあえず1週間、
抗ウイルス薬で様子を見ることになった。
神経修復のビタミンと、
鎮痛剤にカロナールも出してもらった。
はい、あなた、
相変わらず弱ってますよー、ってことだった。
帯状疱疹は、とにかく痛みのある病気、
ってあちこちに書いてあるんだけど、
日常的にあちこち痛いので、
本当にわかりにくい。
これからもっと痛くなるんだろうか。
すっかり痛み慣れしてるから、
このくらいの痛みの感じ方で済んでるのだろうか。
で、感染。
帯状疱疹そのものは、
2次感染しないのだけれど、
水ぼうそうをやってない人には、
水ぼうそうとして感染する可能性があるんですって。
ダンナが、
水ぼうそうやってないって言い出して、ウソでしょ、
さらにちゃむさんは、
水ぼうそうだけワクチンを打ってなかった。ぎゃー!
感染するのは、
主に乳幼児と妊婦らしいけど、
ダンナもちゃむさんも、
ノーマルな大人ではないのよねー。
感染しませんように・・・
と祈りつつ、極力接触を避ける。
あとは、時間が解決する、はず。
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