« 比力と仙女 中国へ | トップページ | ノルウェージャン・スピリット »

団地のふたり

Img_7760

小泉今日子と小林聡美のドラマが
なかなか面白い。

ただし、
子ども部屋おばさんの物語である。


原作は50歳らしいが、
ドラマの設定は55歳のふたり。

幼い頃からの同級生で、
一度は家を出たけれど、出戻っている。

経済的に自立してるとは言えないから、
実家の子ども部屋住まい。

子ども部屋で過ごすまま、
おばさんになる。

せめて同じ団地の中で、
別の部屋に住めばいいのにぃ。


親としての視点と、
娘としての視点と、
両方から見てしまうと、

親と一緒に住みたがる子どもだった大人も、
もう大人になった子どもと一緒に住みたがる親も、

なしだよなぁと思う。

これが家族として美しかったのは、
家長制度の名残り、圧力だと感じてしまう。

女・子どもは、
所詮、家事をする道具だった時代の話で。


描かれている、
団地というコミュニティーは面白い。

集団住宅といっても、
マンションとは異なる生活スタイル。

人と人の距離感、
小さな街としての機能。

古い団地の、
設備的な問題はあるとはいえ、

歳をとってから、
ついのすみかとして選ぶに、
適している場所なのかもしれない。

助け合って生きていく。

まぁ、個人的には好きじゃないけど。
ニーズはありそう。


高度経済成長期に建てられた古い団地群が、
都市部を中心に日本のあちこちにある。

高齢化社会に、
高齢者と必要な機能を集約させることで、

解決する問題があれこれとありそうだ。

独居の見守りとか、介護とか、生活支援とか、
老人特有の医療とか。


前回は、独居の性的マイノリティー、

最新回では、幼い子どもを抱えた、
若い夫婦も登場した。

いろいろ混ぜることの効果も狙える。


中古団地のリノベ物件とか、
流行ってるみたいだし。

高齢者プラスαの住み替え促進。
活用アイデア、たくさんありそう。

超高齢化社会対策として、
まるっとまとめて行政がやってほしい。


|

« 比力と仙女 中国へ | トップページ | ノルウェージャン・スピリット »

映画・テレビ」カテゴリの記事