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ぐりとぐらの永遠

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中川李枝子さんが亡くなった。

ぐりとぐら、
そらいろのたね、の作者。

挿絵画家の妹さんとコンビで、
たくさんの名作を生み出した。


私の通っていた幼稚園には、
絵本の図書室があった。

ほとんど覚えてない幼稚園の貴重な記憶は、
図書室でみんなで絵本を選んだこと。

ぐりとぐらは、大人気だった。



うちにあるのは、その数十年後、
ちゃむさんに買ったもの。

きっといまの子どもたちも、
この絵本を手にとって、ページをめくっている。


Twitterを眺めていたら、

 ぐりとぐらの先生が亡くなったけど、
 ぐりとぐらは
 日本中の子どもたちが知ってるから
 ほぼ永遠
 永遠っていうのはみんなが覚えていて
 きっと忘れないってこと

って、6歳の娘さんに話しをした、
って、ツイートしている親がいた。


永遠。
こんなにぴったりの言葉はない。


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ぐりとぐらのシリーズは、
ほかにもちゃむさんに買ってて、

この2冊は、
私の幼稚園時代にはなかった。

ぐりとぐらのえんそくは、
1979年のこどものとも掲載。

ぐりとぐらとすみれちゃんは、
2000年のこどものとも掲載。

すみれちゃんは、
ちゃむさんが赤ちゃんの時の新作だった。


ちなみに、

ぐりとぐら は、
1963年のこどものとも掲載。

そらいろのたね は、
1964年のこどものとも掲載。

60年前だった。


永遠は、古びれることがない。


ちなみにちゃむさんは、
読み聞かせるとそこそこ聞いてくれるけど、
いちばん好きなのは最後の「おしまい」の言葉。

それが聞きたいがために、
繰り返しもう一回を要求する。

久しぶりに読んであげたら、
すぐに手をあげてもう一回を要求してきた。


きっとこれも、永遠。


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