京都ものがたりの道

三笠宮妃百合子さまの斂葬の儀が、
孫の彬子さまを喪主に行われた。

少しまえに、
彬子さまの著書を読んだので、

喪服姿で拝礼される彬子さまに対する印象が、
とても親しみやすいものになっていた。

「京都ものがたりの道」は、
新聞連載の書籍化。

留学記が時を経てベストセラーになって、
こちらの本も話題になっていた。

京都検定対策で、
京都関係の本をあれこれ読んでいるので、

ちょうどいい機会。

皇室に特に興味があるわけじゃないから、
彬子さまのことはよく知らなかった。

ヒゲの殿下の娘さん、ってことぐらい。

著書が話題になって、
インタビューが増えて、

女性皇族で初めて博士号を取得したこととか、
京都に住んで研究を続けてることとか、
日本文化伝承の法人を立ち上げて活動していることとか、

活躍されているようすが見えてきた。

「京都ものがたりの道」は、
京都の街のなかの道に関するエッセイ。

読ませる楽しませる文章。

観光案内としても充実しているし、
彬子さまの皇族の暮らしも垣間見れる。

こういう女性に、
もっともっと活躍してほしいなー。