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灰の水曜日

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四旬節の始まりにふさわしい、
どんよりした空。

灰の水曜日で教会へ。

ヴァチカンの教皇様の容態が心配ですが、
今年も四旬節が始まりました。


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灰の水曜日は、
イースターの40日前。

この40日間が四旬節で、
断食と改心と節制です。


だからこの直前に、
世界でカーニバル、謝肉祭があるのです。

断食、節制の前に、
食べて飲んで騒いでおこう、というイベント。


今年のイースターは、4月20日。

クリスマスは固定だけど、
イースター、復活の主日は移動します。

春分のあとの最初の満月の次の日曜日。


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お目汚しですみません。

今年の灰は、おでこのシミ程度。
思ったよりも付いてなかった。

風雨にさらされて頭ふくらんでた。


灰の水曜日は、灰の式のミサがあって、
枝の主日のシュロの葉で作った灰を頭につけます。

「あなたは塵であり塵に帰っていくのです」

この灰、
頭にふりかける神父様と、
額につける神父様がいます。

インスタとか見ると外国では、
おでこにべっとり十字を書くことが多いみたい。


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主は言われる。

「今こそ、心からわたしに立ち帰れ
 断食し、泣き悲しんで。
 衣を裂くのではなく
 お前たちの心を引き裂け。」

あなたたちの神、主に立ち帰れ。
主は恵みに満ち、憐れみ深く
忍耐強く、慈しみに富み
くだした災いを悔いられるからだ。
あるいは、主が思い直され
その後に祝福を残し
あなたたちの神、主にささげる穀物とぶどう酒を
残してくださるかもしれない。

シオンで角笛を吹き
断食を布告し、聖会を召集せよ。
民を呼び集め、会衆を聖別し
長老を集合させよ。
幼子、乳飲み子を呼び集め
花婿を控えの間から
花嫁を祝いの部屋から呼び出せ。
祭司は神殿の入り口と祭壇の間で泣き
主に仕える者は言うがよい。
「主よ、あなたの民を憐れんでください。
 あなたの嗣業である民を恥に落とさず
 国々の嘲りの種としないでください。
 『彼らの神はどこにいるのか』と
 なぜ諸国の民に言わせておかれるのですか。」

そのとき主は御自分の国を強く愛し
その民を深く憐れまれた。


<ヨエル書 2章12~18節>

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