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【映画】平場の月

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平場とは、
一般の、普通の、という意味のことば。

特別な人ではなく、
普通の大人たちの生活と再会と別れの物語。


大人の恋愛映画、だそうで。

恋だの愛だのは、
所詮ホルモンがやらかすいたずらなのに。


それでもこれをみてみようと思ったのは、
星野源の主題歌がよかったから。

「いきどまり」っていう曲で、
エンディングテーマとして、
この映画のために書き下ろしたもの。

だからもう、
この歌を聴いたら、

ハッピーエンドにはなりえない、
物語の終わりが見えてしまう。

いきどまりは、
人生の行き止まり、
人の息止まりだ。

さらに、
原作を書いた作家さんは、

星野源が素朴なミュージシャンだったころの、
名曲「くだらないの中に」をイメージして、

この物語を執筆したらしい、
というトピックを目にした。

星野源は出ていないけど、
星野源まつりみたいな気分で映画館へ行った。


でも物語のテーマになっている音楽は、
星野源の歌ではなかった。

焼き鳥屋のカウンターで聴く、
薬師丸ひろ子のメイン・テーマ。

愛ってよくわからないけど、
傷つく感じが素敵、なのだった。


リアルなのか、
ファンタジーなのか。


50代の女性が、
あれこれ過去を抱えて、
ひとりアパートに住んで、
慎ましく生きている日常、

というリアルの設定が、
すでにファンタジーに思えるよ。


そうなるだろうなー、
とわかっていた最後でも、

じんわりと、
心にさざなみをたてる作品でした。


で、帰ってきてから、
原作の電子書籍のサンプルを読んだら、

冒頭部分で結果が出てた。

終わりがあって、
そこから過去をさかのぼるっぽい。

これ、
物語の味わい方がぜんぜん違うじゃん。。。


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