抱き上げる、という動作の助けになるものが、リフト。
スリングという吊り具で人をつりあげて、移動させます。
リフトには、床走行式リスト、固定式リフト、据置式リフトなど、
いろいろなタイプのものがあります。
こちらに詳しい説明がありました。
リフト(テクノエイド協会)
床走行式リフトは、こんな感じ。
吊り具検討のときに、実物を持ってきていただきました。
我が家で使うために、検討したのは、天井走行式リフトです。
通常、このタイプのリフトは、
レールを生活動線にあわせて、設置します。
ベッドサイドから、お風呂やトイレ、居間などへ、
天井にレールを設置して、吊り下げたまま、移動させるのです。
我が家の場合は、
まずリビング内だけの移動を考えました。
リビングは12畳。
生活のほとんどをここですごしています。
リビングで座位保持に乗せ、ダイニングへ移動して食事。
リビングで抱っこして、テラスから車へ。
階段昇降機がついたら、リビングで抱っこして、昇降機の椅子へ。
ゴロゴロ寝返りで移動してるので、
抱っこする位置は、一定の場所に決まっていません。
これらの動線の「抱っこ」を解消するために、
リビング全体を移動できる、二軸タイプのリフトを検討しました。
固定された2本のレール上を、もう一本のレールが動きます。
イメージとしては、こんな感じ。
明電興産のアーチパートナー隅っこ
ただ、これそのものを設置するには、リビングが12畳と広すぎ、
四隅に柱を立てるぶんの圧迫感があります。
そこで、天井に二軸を直接取り付けて、
リビング全体を移動できるものを、提案していただきました。
吊り上げるのには、こんな機械を使います。
竹虎ヒューマンケアの「かるがる」。
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