トータルで考える
どうやって2階にのぼるのか。
そればっかり考えていました。
でも、それだけでは解決しないことに気づきました。
階段昇降機に乗せるにも、
座位保持装置に座らせるにも、
かならず抱っこしなければならないのです。
それには、必ず<抱っこできない体重>という、
限界がやってきます。
そこで、生活面をトータルで考えた、
リフォーム案にひろげていくことにしました。
<段差解消機>
外との出入りは、リビングの窓から。
ウッドデッキを一部カットして段差解消機を設置し、
床面まで車イスごと持ち上げる。
<天井走行リフト>
車イスで部屋に入ったら、リフトで吊って、
生活のメイン空間である、床のゴロゴロエリアへ。
車イス、座位保持装置、階段昇降機へ座る際にも、
リフトを使用できるように、リビング全体を移動できるタイプにする。
<階段昇降機>
1階、2階間の移動は、階段昇降機。
通常の椅子に座れないため、
座面には、簡易的な座位保持装置を乗せる。
<バスチェア>
階段昇降機で2階にあがったら、
お風呂への移動は、車イスタイプのバスチェアを使用。
リクライニングでき、お風呂内の吊り具にもなる。
<お風呂の段差>
2階用のユニットバスを設置しているため、
お風呂と脱衣所、脱衣所と廊下に、2段階の段差がある。
床を壊し、配管などを切り回して、平らにする。
<お風呂用リフト>
脱衣所、洗い場、湯船の移動は、
お風呂用のリフトを使用。
バスチェアを吊り具として、利用する。
と、こんなに改善案がでてきました。
ものすごい大工事になりそうです・・・
でも、どれも必要であることを実感です。
抱っこできなくなってからでは、遅いのです。
コメント
驚きました。こんなに、いろいろいるんですね。
こういうブログ、なかったな~って・・・
同じ境遇の人たちには、とても役立ちますよね。
すごい!ねこさん。
がんばって~^^
投稿: mikko | 2006年1月30日 (月) 09時00分
mikkoさん、ありがと~♪
ネットで情報収集するときって、
やっぱり実体験がいちばん役立つんだ。
このリフォームが成功して、
いい記録が残せればいいな、と思ってます(^^)
投稿: ねこ | 2006年1月31日 (火) 17時23分