泳ぐこと育つこと

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どんな場所で、
どんなものに囲まれて育つか、っていうのが、

すべてを決める。

小さな金魚鉢の金魚は、
こんなに大きくならないのと、いっしょで。


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湧き水

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元町公園近くの住宅街のなかに、
こんな池のような、プールのような、貯水池がある。

ジェラールの水屋敷と呼ばれているところ。

そもそも、横浜の中心地である、
中区、南区、いまの関内あたりも、古い古い埋立地。

吉田新田と呼ばれる、海を埋め立てた農地だった。

海だったなごりか、
開港当時の井戸水は、塩分が多かったらしく、

船への給水ができなかったとか。

湧き水はある。
打越とか、ワシン坂の下とか、
このジュラールの水屋敷とか。

残念ながら、
いまの水質は飲料に適さないそうだが、

当時は、これらの湧き水を、
船へ運ぶことが商いになっていた。

フランス人のジュラールも、そのひとり。


いまも湧いている、ジュラールの水屋敷。

酷暑に、ひとときの涼を感じさせてくれる。


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毎日通る階段

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NHKの朝ドラ「まれ」の舞台は、
能登と横浜。

主人公は中華街に住んでいて、

元町公園を通って、
職場である山手のパティスリーに通っている。

ここが、毎日通る階段。

いろんな想いを抱きながら、
ここを登るシーンを何度もみかけた。


元町公園は、

山手と元町をつなぐように、
斜面に造られた公園。

散策路のほとんどが階段で、
夏のあいだは、ひと汗かいてしまうけれど、

緑のしただから、気持ちいい。


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おとなりさん

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元町と中華街が、
川をはさんでおとなりさんだと気付いたのは、

かなり大人になってからだった。

子どもの頃も、
何度も来ていたし、

高校生の頃は、
何かと立ち寄った場所だし。

それでも、
地続きの感じがしていなかった。


おとなりさんなのに、別世界。

街の雰囲気も、もちろんそれぞれが
個性的だからなのだろうが、

その個性が個性であり続けるために、

この川が、
キチンと線引きをしているからだろう。

見えているけど、見えない国境線。
いつでも行き来できる橋もある。

干渉しつつ、干渉しない。
理想的な距離感が、ここにはある。


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